(ブルームバーグ):トランプ米大統領は米独立250周年記念日を翌日に控えた3日、「車を直しただけ」で有罪判決を受けたか服役していた6人に恩赦を与えた。
トランプ氏は対象者を特定せず、どのような罪に問われたのかも明らかにしなかった。6月29日付の大統領覚書では、環境保護局(EPA)に対し、一般の米国民が車両の排ガス制御装置を改造しやすくなる方策を検討するよう指示し、生活費負担への対応策の一環だと位置付けた。
トランプ氏は第2次政権発足初日以来、有罪判決の取り消しや服役中の刑の終了に関する権限を積極的に行使し、1600件超の恩赦・減刑を実施してきた。これを受け、元受刑者や被告らがホワイトハウスで適切な関係者に自らの案件を取り上げてもらおうと、申請が相次いでいる。
トランプ氏の恩赦・減刑は、共和党の政治家や多額の選挙献金実績を持つホワイトカラー事件の被告など、盟友や献金者、忠実な支持者にも及んでいる。薬物犯罪で重い刑を受けた人々や元スポーツ選手、ホンジュラスの元大統領も恩赦・減刑の対象となった。
第2次トランプ政権における恩赦・減刑の大半は、2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件に関連して訴追された1500人超に対するものだった。
独立記念日の祝賀行事を翌日に控え、トランプ氏は3日にSNSへの投稿で、今回恩赦を与えた人々をバイデン前政権が「迫害」したと主張し、バイデン氏によるとされる政府の武器化の一環だと主張。「私は今すぐ彼ら全員を自由の身にする!」と投稿した。
原題:Trump Pardons Six People Pursued for ‘Fixing Their Car’ (1)(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.