(ブルームバーグ):株式戦略やイベントドリブン戦略を採るヘッジファンドが、波乱に見舞われた1-6月(上期)に好成績を収めた。厳しい1-3月(第1四半期)を経て、市場がここ数カ月で幅広く回復したことが追い風となった。
事情に詳しい関係者によると、キャッスルナイトのファンドの上期リターンはプラス42.3%、メルカートの「オポチュニティーズ」ファンドはプラス29.1%となった。一方、アジア株に特化したTALチャイナ・フォーカスはプラス95.1%、キーストーンはプラス62.7%のリターンを記録した。
大手マルチストラテジー運用会社では、シタデルの「ウェリントン」ファンドが6月に1.8%上昇し、年初来リターンは5.7%となった。一方、ミレニアム・マネジメントは6月に4.1%上昇し、上期のリターンは10.5%となった。キューブ・リサーチ・アンド・テクノロジーズの「トーラス」ファンドは6月に7.8%上昇し、1-6月のリターンは18.6%となった。
各ファンドの運営会社はいずれもコメントを控えた。
ヘッジファンドは厳しい3月を経た後、中東紛争の終結期待を背景に4-6月(第2四半期)に力強く持ち直した。4月初旬の急落後、市場は5月と6月を通じて強く回復し、S&P500種株価指数は2020年以来で最高の四半期成績を記録した。
ヘッジファンドへの投資家の関心も高まっている。バンク・オブ・アメリカ(BofA)が今年実施した調査では、26年にヘッジファンドへの配分を増やす意向の投資家がネットベースで過半数に達し、ヘッジファンドが今年最も人気の高い資産クラスとなった。
以下は一部ヘッジファンドの推定リターン。
原題:Small Hedge Funds Beat Multistrats in Rollercoaster First Half(抜粋)
--取材協力:Hema Parmar.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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