(ブルームバーグ):米カリフォルニア州の原子力スタートアップ、バラー・アトミクスは、先進原子炉から発電した電力を使い、半導体大手エヌビディアのAI半導体を稼働させた。発電量はごくわずかだったものの、米国で次世代原子炉が実際に発電し、電力を供給したのは今回が初めてだ。
バラーの「Ward 250」原子炉は7月1日、ユタ州にある施設で実施された実証実験で、エヌビディアの最先端AI半導体「ブラックウェル」に接続され、一時的にウェブサイトをホストするための電力を供給した。両社はまた、原子力発電で稼働するAIシステムの開発方法を共同で探求することで合意した。
今回の実証は、同原子炉が先月「臨界」に到達し、核分裂の連鎖反応が持続する状態となったことに続く成果となる。
バラーは安全性や性能の向上を目的に新たな材料や設計を採用した次世代原子力技術の開発を進める企業の1社だ。同業界はまだ初期段階にあり、米国では先進原子炉は商業化されていない。
原題:Nuclear Firm First in US to Produce Power From Advanced Reactor(抜粋)
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