(ブルームバーグ):中東紛争の影響でペルシャ湾内に足止めされていたイラク産原油が、この10日間で同湾を出た。不安定ながらも米国・イラン停戦を受け、ホルムズ海峡の通航は改善している。
ブルームバーグがまとめたタンカー追跡データによると、約1400万バレルのイラク産原油を積んだ複数のタンカーが6月後半にペルシャ湾を出て、現在はアジアや欧州、米国の買い手に向けて原油を輸送している。日量では約140万バレルに相当する。
データによると、2月下旬以降に積み込まれ、ペルシャ湾内に足止めされていたすべての貨物は現在、最終目的地に向けて航行している。
ホルムズ海峡の封鎖により、イラク財政はペルシャ湾岸諸国の中でも特に大きな打撃を受けた。このため政府は、失われた石油収入を取り戻すため、石油輸出国機構(OPEC)に対し生産枠の拡大を求める動きを強めている。
原題:Iraq’s 14 Million Barrels of Trapped Oil Escape Through Hormuz
(抜粋)
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