南アフリカでは、麻薬やその他密輸品を嗅ぎ分ける探知犬の不足で、関税収入を確保する機会が大きく損なわれている。

ゴドングワーナ財務相は18日、議員からの質問に対する書面回答で、税務当局の探知犬部隊には66人のハンドラー(指導手)が所属しているものの、そのうち9人は担当犬を持っていないと説明した。運用上必要な水準を満たすためには、さらに14頭の探知犬を確保する必要があるという。

同氏によると、密輸品を発見することで、探知犬1頭当たり年間約2970万ランド(約2億9000万円)の税収に貢献する。不足している14頭分を換算すると、年間約4億1500万ランド(約41億円)の税収機会を失っている計算になる。「この推計は運用上の配置状況やリスク環境、検知成功率によっても左右される」と付け加えた。

追加の探知犬を確保するための入札手続きは来月開始される予定。新たな供給業者の選定は来年4月までに完了する見込みだ。

ゴドングワーナ氏は、「税関探知犬の訓練に必要な行動基準を満たす犬の供給が限られている」ことが課題だとし、「審査を受けた犬の60%余りが、試験基準を満たしていない」と述べた。

原題:Sniffer Dog Shortage Costs South African Tax Agency Millions(抜粋)

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