米国とイランは、イラン核計画問題の解決とホルムズ海峡の恒久的な再開を目指す包括的な和平協議を開始した。

仲介役を務めるカタールは21日、スイスのリゾート地であるビュルゲンシュトックで米国とイラン、カタール、パキスタンの代表らによる最初のハイレベル会合が始まったとXへの投稿で明らかにした。

バンス米副大統領は同日早朝にスイスに到着した。先週署名された暫定合意は敵対的行為がいったん収束したことを示唆しているものの、今回の協議は、イランの核開発能力など幅広い議題に関して長期化が予想される交渉の出発点に過ぎない。

米メリーランド州のアンドルーズ統合基地に到着し、ヘリコプターから降りるバンス副大統領(6月20日)

イランのメディアによれば、今回の協議は1日だけの予定。イラン代表団はまず、カタールとパキスタンの当局者と会談するという。イランのメヘル通信は外務省報道官を引用して、現地時間午後には、イランと米国の代表団が、仲介国代表が同席する形で協議を行うと報じた。

情勢は重大な局面にある。暫定合意の当事者ではないイスラエルとレバノンの親イラン派武装組織ヒズボラによる新たな軍事衝突は、外交交渉を頓挫させる恐れがある。

準国営イラン学生通信(ISNA)は、協議の主要議題はレバノンでの「包括的な停戦」と、国外で凍結されているイラン資産の扱いになる見通し。イランは停戦に加え、イスラエル軍のレバノンからの撤退を要求している。

原題:US, Iran Begin Talks in Switzerland on Permanent Peace Deal (1)(抜粋)

(第4段落以降に情報を追加して更新します)

--取材協力:Weilun Soon、Jennifer A Dlouhy、Dan Williams、Bastian Benrath-Wright.

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