(ブルームバーグ):日本銀行は10日、植田和男総裁が肝嚢胞感染症の治療で入院したと発表した。今月15、16の両日開く金融政策決定会合は欠席する。
次回会合の議長は氷見野良三副総裁が、終了後の記者会見は内田真一副総裁がそれぞれ代理を務める。植田総裁は書面で意見を提出するが、議決には参加しない予定。出席は8人になる見込みだが、仮に可否が4対4の同数になった場合、議長が決することになる。
2023年4月の就任以来、植田総裁が決定会合を欠席するのは初めて。関係者によると、次回会合では、政策金利を0.25ポイント引き上げ、1.0%とする方向で検討する。前回会合以降、他の政策委員の多くも利上げの必要性を表明しており、植田総裁の欠席で見通しが変わる可能性は低い。
植田総裁は、9日に検査入院して病気が判明した。入院期間は2週間程度という。入院中はリモートワークを通じて必要な公務を行っているという。7月30、31日の決定会合には植田総裁が出席する見込みとしている。
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