(ブルームバーグ):10日のエネルギー市場では原油相場が反発。トランプ大統領がイランへの再攻撃を警告したほか、米国内の原油在庫が再び大幅に減少したことが買い材料となり、上げに転じた。
トランプ大統領は「今日も再び激しく攻撃する」と述べた。原油価格の押し下げを意識した発言を行うことが多いトランプ氏としては、異例の強硬姿勢となったが、具体的な攻撃目標については明らかにしなかった。これに対しイランは、いかなる脅威にも屈しない姿勢を示した。
ストーンXのグローバル・マクロ担当市場アナリスト、ファワド・ラザクザダ氏は「交渉に時間をかけ過ぎている代償をイランは払わなければならないと、トランプ大統領が警告したことで、原油価格は再び上昇している」と語った。その上で「こうした状況を踏まえると、当社の原油価格見通しに対するリスクは引き続き上振れ方向に傾いている」と述べた。

米エネルギー情報局(EIA)の統計によると、原油在庫は先週720万バレル減少した。オクラホマ州クッシングの主要貯蔵施設の在庫も減少したが、依然として操業上必要な最低水準は上回っている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は、1.83ドル(2.1%)高の1バレル=90.03ドルで取引を終えた。北海ブレント先物8月限は1.8%高の93.10ドルで引けた。
原題:Oil Jumps as Trump Threatens to ‘Hit Iran Hard’ Imminently(抜粋)
--取材協力:Nicholas Lua.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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