(ブルームバーグ):米エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、同社の新型中央演算処理装置(CPU)「Vera(ベラ)」に韓国SKハイニックス製のメモリー半導体を採用すると明らかにした。両社は今後1年間に取引を拡大する方針だ。
フアン氏は7日、ソウル市内のレストラン前で記者団に対し、「今年はSKハイニックスと非常に大きな成果を上げた。今年後半と来年に向けても、極めて大規模な事業拡大を準備している」と発言。「当社は革新的なCPUであるVeraを発表したが、この製品にもSKハイニックスのDRAMを採用する」と述べた。
フアン氏は同レストランでSKグループの崔泰源会長、SKハイニックスの郭魯正CEO、SKテレコム幹部らと会食した。
Veraはエヌビディア初のデータセンター向け単体CPUで、インテルの「Xeon」やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の「Epyc」、さらにはアマゾン・ドット・コムの「Graviton」など大規模クラウド事業者の独自開発プロセッサーと直接競合する。
フアン氏は5日に韓国入りし、取引先やサプライヤーを訪問。8日にはサムスン電子の全永鉉副会長に加え、現代自動車グループやLGグループのトップらとも会談する予定だ。
また、将来的に通信ネットワークが人工知能(AI)向けに活用されるようになるとして、通信事業者との協議も進めていると明らかにした。
原題:Nvidia’s CEO Says New Vera Chip Will Use SK Hynix’s Memory Chips(抜粋)
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