5日の暗号資産(仮想通貨)ビットコインは下落、一時は2024年10月以来となる6万ドルを割り込んだ。トランプ米大統領の再選後には上昇相場の主役となったが、足元では急速に変化する投機的な市場環境のあおりを受けている。

ビットコインは一時6%安の5万9770ドルまで下落した。昨年10月に付けた12万6000ドル超の最高値からは半値以下の水準となっている。

今回の下落局面は、ビットコインを裏付けとする上場投資信託(ETF)からの資金流出や地政学的緊張の再燃、ビットコイン相場を支えてきた主要な買い需要が今後も続くのかといった懸念が重なった。

前回の強気相場を支えた「デジタル資産トレジャリー(DAT)モデル」の持続可能性に対する懸念が強まる中、マイケル・セイラー氏が共同創業したストラテジーに注目が集まっている。

さらに、市場全体を取り巻く環境も厳しさを増している。仮想通貨は過去10年余りにわたり、投資家がリスクを取る局面で、資金の有力な受け皿となってきた。しかし現在では、かつて半ば自動的に仮想通貨へ流入していた資金が、より幅広い投機的資産へと分散している。加えて、人工知能(AI)が新たに投資家の関心を集めている。

他の仮想通貨ではイーサも安い。一時12.8%下落し、2025年4月以来の安値をつけた。

原題:Bitcoin Falls Below $60,000 for First Time Since 2024 Trump Win

(抜粋)

(第3段落以降を追加します)

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