ロシア最大級の年次国際経済フォーラム開幕を控えたサンクトペテルブルクを、ウクライナがドローン(無人機)で攻撃した。同市周辺のレニングラード州では、ウクライナのドローンを50機迎撃したと、ドロズデンコ州知事が説明した。

ドロズデンコ氏は「戦闘は現在も続いている」とテレグラムに投稿した。この経済フォーラムでは、プーチン大統領が5日に演説を予定している。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、同国軍がロシアのサンクトペテルブルク石油ターミナル、レニングラード州のクロンシュタット海軍基地にある「純粋に軍事的な目標」を攻撃したと明らかにした。

同氏はXへの投稿で、「ロシア領内の重要施設に昨夜、打撃を負わせた」と主張した。

ロシアの航空安全当局によると、サンクトペテルブルクのプルコボ空港は数時間にわたり閉鎖された。今回のドローン攻撃で同空港では少なくとも14便が欠航し、18便の出発が遅延したと、同国紙コメルサントは伝えた。

また、モスクワのソビャニン市長は、夜間に18機のドローンを撃墜したと報告した。ロシア国防省は国内各地およびロシアが占領するクリミアで、ウクライナのドローン合計354機迎撃したと発表した。

サンクトペテルブルクはプーチン氏の出身地で、同氏肝いりの経済フォーラムを3日から開催する予定だった。このフォーラムでロシアは、ウクライナ侵攻で前例のない西側の制裁を受けながらも、外国投資を受け入れるとアピールすることを狙っていた。

ロシアは5月9日に行う恒例の第2次大戦戦勝記念の軍事パレードを、ウクライナのドローン攻撃に対する警戒から今年は大きく縮小して実施した。

原題:St. Petersburg Faces Drone Attack as Putin’s Forum Starts (1)(抜粋)

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