円安が止まりません。きょうも一時1ドル=163円40銭台をつけ、さらに円安が進むなか、今後、家計に影響が出てきそうです。
横浜市のスーパー。品揃えに、ある“変化”が起きていました。
記者
「外国産の牛肉の値上がりによって国産牛の需要が増えていて、こちらのスーパーでは取り扱いを増やして対応しています」
外国産牛肉の値段が去年に比べて、およそ1.5倍になっているというのです。
スーパーセルシオ 鶴田聡さん
「要因は主に円安。円安が関係し、来月、再来月も値段が上がるとメーカーからオファーが来ているので、苦しい」
止まらない円安。スーパーで売られる輸入牛肉の価格はこの5年で急上昇し、今月ついに、過去最高値を更新しました。
多くの食品を輸入に頼る日本にとって、円の力が弱まる円安は、値上げに直結します。
スーパーセルシオ 鶴田聡さん
「牛の切り落とし一つ取っても、全く同じものですが、サイズを分けてお客様が買いやすいよう工夫しています」
こちらのお父さんは…
学生の息子を持つ父親
「味濃いめにして白米(の方を)いっぱい食べてもらえるようにしてます。本当はよくないんですけど…」
食卓の風景をも変えつつある円安に…
片山さつき財務大臣
「私たちの姿勢は全く変わっておりません。必要に応じ、必要があれば、果断に行動を致します」
片山大臣はきのうに続き市場をけん制しましたが、円安に歯止めはかからず。
専門家は…
三井住友信託銀行 瀬良礼子 上席理事
「今一番の注目材料は、8月上旬に消費減税はどうなるのか。財源を示さずに財政拡大するという方針を示すと、大きな市場のショックに繋がる」
来週には日銀の金融政策決定会合を控えるなか、市場の緊張感は高まっています。
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