(ブルームバーグ):米宇宙開発企業スペースXは、新規株式公開(IPO)で上限20億ドル(約3200億円)の株式を日本で販売する見込みだ。米国みずほ証券から委託を受ける形で、みずほ証券や楽天証券、SBI証券が国内投資家からの申し込みを取り扱う。
27日に公開された資料によると、通常の国内IPOと同様のブックビルディング方式で投資家からの需要を募る。米ドルでの取引となり、仮条件の決定と申し込み期間は6-11月の間を予定する。発行株数や価格などの詳細は未定で、日本での発行総額が大きく異なる可能性もあるという。
スペースXはIPOで少なくとも750億ドルを調達し、時価総額2兆ドルを目指している。史上最大規模のIPOとなる見通しだ。ロケット打ち上げ事業のほか、衛星インターネットブロードバンドサービスのスターリンクも手掛けており、米宇宙計画の基盤を担う企業だ。
主幹事はゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーが務める。みずほなども参加しており、計23行が案件に関与している。
同社のIPOはイーロン・マスク氏の宇宙と人工知能(AI)を融合した企業を作るという構想に投資家が参加できるイベントとなりそうだ。IPOで調達した資金はAI計算インフラの拡充や宇宙インフラ、ロケットの強化などに充てる予定。
(4段落に主幹事に関する情報などを追加します)
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