(ブルームバーグ):三菱重工業の伊藤栄作社長は27日、中東緊迫化に伴うナフサ不足により潤滑油や切削油、有機溶剤、塗料などの供給に影響が出ていると明らかにした。
伊藤社長は都内で開いた事業説明会で、工場で使う潤滑油などは「従来だと1カ月、2カ月前に必要な量を確保できていたものがだんだん短くなっているというのが実態だ」と述べた。供給元は生産量を従来よりも増やしていると主張しているため、政府が言うように流通で目詰まりが起こっているか、一部の大口需要家が購入量を増やしている可能性があると話した。
伊藤社長は現状では工場の操業には大きな影響は出ていないとした上で、プラスチックを大量に使うタイの冷熱工場では「素材の納入がぎりぎりになったり、そういう場面が増えてきている」とも述べた。
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