トランプ米政権は、スウェーデン自動車大手ボルボ・カーと合意し、中国に関連するコネクテッドカー規制の適用を回避できることになった。

中国の浙江吉利控股集団が過半株を保有するボルボは、米商務省から特別認可を受け、米国でコネクテッドカーの輸入・販売を継続できる。同社が26日明らかにした。ブルームバーグ・ニュースの先の報道を確認する形となった。

ボルボは米サウスカロライナ州チャールストン近郊の工場で車両を生産しており、これまでに13億ドル(約2100億円)超を投資。本社を置くスウェーデンからも輸入している。中国製自動車に対する米国の関税引き上げを受け、販売が好調な電動スポーツタイプ多目的車(SUV)の一部について、昨年、ベルギーで組み立てを開始した。

中国に関連するコネクテッドカーや関連するハードウエア・ソフトウエア技術を対象とする米禁止措置は、2027年モデルから適用される。中国資本傘下にあるボルボが政策の影響をどう受けるのか、世界第2位の自動車市場である米国で販売停止に追い込まれる可能性も含め、懸念が広がっていた。

ホワイトハウスと商務省の担当者にコメントを求めたが、直ちに回答はなかった。

この禁止措置に関する規則は、第2次トランプ政権発足を控えた2025年1月に最終決定され、トランプ大統領就任後の同年3月に発効した。

ボルボは声明で、今回の認可について、「ボルボのガバナンスや技術、データ安全保障を巡り、米商務省や他の米政府当局と建設的な協議を重ねた」結果だと説明。「今回の特別認可により、ボルボは米国で成長戦略を継続できる」とした。

原題:Volvo Poised to Avoid US Ban on Connected Cars Linked to China(抜粋)

--取材協力:Max Rivera.

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