アメリカ国務省はNPT=核拡散防止条約の再検討会議が成果文書を採択できず決裂したことに遺憾の意を表明しました。

アメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれていたNPT再検討会議は22日、成果文書を採択できないまま閉幕しました。

これについて、国務省のピゴット報道官は24日、「合意に至らなかったことは遺憾だ」などとする声明を発表しました。

「アメリカは、核軍縮・核不拡散・原子力の平和利用というNPTの3つの柱に引き続き強く関わっていく」としたうえで、「イランがIAEAとの協定を遵守せず、平和利用として正当化できる理由がないままに核活動をエスカレートさせていることを考えると一層残念だ」などとしています。

NPT再検討会議では、イランの核問題をめぐりアメリカとイランやロシアの間で立場の溝が埋まらなかったことが成果文書の採択見送りの大きな原因とされています。