(ブルームバーグ):OpenAIは、数日から数週間以内に新規株式公開(IPO)を申請する準備を進めていると、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい関係者の話として報じた。
同紙によると、ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーなどの銀行が、OpenAIのIPO目論見書作成を支援。早ければ22日にも提出される可能性があるという。
OpenAIは発表文で、「当社は定期的にさまざまな戦略的選択肢を検討しており、引き続き実行に焦点を当てている」と説明した。
また、英フィナンシャル・タイムズ(FT)も事情に詳しい関係者の話として、OpenAIが1兆ドル(約159兆円)以上での企業評価によるIPOに向けて準備していると伝えた。
ブルームバーグ・ニュースはこれまでに、OpenAIが半導体、データセンター、人材確保への巨額投資に必要な資金を調達する幅広い取り組みの一環として、早ければ年内のIPO実現に向けて準備を進めていると報じた。
競合のアンソロピックやスペースXもIPOを準備しており、スペースXは早ければ米国時間20日にも申請書類が公開される可能性もある。
OpenAIを巡っては、イーロン・マスク氏が同社とその共同創業者であるサム・アルトマンを相手に起こしていた訴訟が退けられ、IPO計画上の大きな不確実要因が取り除かれていた。OpenAIの初期投資家だったマスク氏は、アルトマン氏の下でOpenAIが公益に資するという使命を裏切り、営利企業へ変質したと主張していたが、同氏が提訴までに時間をかけ過ぎたと陪審団は判断した。
対話型人工知能(AI)「ChatGPT」の公開以降、OpenAIは世界最高の価値と影響力を持つAI企業の1社に変ぼうした。4月には、8520億ドルの企業価値のもと1220億ドルを調達し、創業以来最大の資金調達を成功させた。
原題:OpenAI Preparing for IPO Filing in Days or Weeks, WSJ Reports(抜粋)
OpenAI Prepares IPO Expecting to Value It at More Than $1T: FT(抜粋)
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