人工知能(AI)スタートアップの米アンソロピックは、初めて四半期黒字を達成する見通しだ。AIツール「Claude(クロード)」への需要を背景に、売上高が急増している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

アンソロピックが投資家に開示したデータを引用した同関係者によると、4-6月(第2四半期)の売上高は前四半期比で2倍余りの109億ドル(約1兆7300億円)、営業利益は5億5900万ドルに達する見通し。

非公開情報だとして匿名を条件に語った同関係者によると、コンピューティング関連などへの支出拡大で、今後の四半期は黒字を維持できない可能性もあるという。

アンソロピックはコメントを控えた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が先に業績を報じた。

かつては米OpenAIに挑む新興勢力とみられていたアンソロピックだが、AIエージェントツールの進化を背景に売上高を急速に伸ばし、法人顧客のシェアを奪っている。同社は評価額9000億ドル超で新たな資金調達ラウンドを巡り協議しており、実現すればOpenAIの未公開市場における直近の評価額を上回る。

ブルームバーグ・ニュースはこれまでに、アンソロピックが10月にも新規株式公開(IPO)を検討していると報じている。OpenAIも早ければ今秋の上場を目指している。

原題:Anthropic on Pace for First Profitable Quarter as Revenue Surges(抜粋)

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