アメリカの新型AI「クロード・ミュトス」を悪用したサイバー攻撃のリスクが高まった場合、金融システムの一部停止が検討されていることがわかりました。
関係者によりますと、14日に行われた金融庁や大手銀行などが参加した会議では、「アンソロピック」の「クロード・ミュトス」をめぐって、サイバー攻撃のリスクがあれば、金融機関側の判断によるシステムの「能動的な停止」も選択肢とする検討に入ったということです。
「ミュトス」はシステムの弱点を突く能力が高く、悪用されれば、送金トラブルなどが懸念されています。
官民会議は今月末までに対応策をまとめる方針です。
一方、「ウォール・ストリート・ジャーナル」によりますと、アンソロピックはこれまで「ミュトス」の利用企業に対し、情報開示の制限を設けていましたが、19日までにソフトの脆弱性などの情報を外部と共有することを認めたということです。
「クロード・ミュトス」は現在、悪用防止のためグーグルやエヌビディアなど、およそ50の企業・組織に限定して提供されています。
報道では、外部との情報共有によって生活インフラなどへの対策強化が期待される反面、外部に漏えいした場合、サイバー攻撃を招きかねないと警戒する意見も出ているとしています。
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