11日の東京株式相場は上昇する見込み。米国の雇用統計で労働市場の堅調さが示され、米S&P500種株価指数が最高値を更新した流れを引き継ぐ。人工知能(AI)関連銘柄の復調でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅高となり、国内でも半導体・AI関連株が相場を支えそうだ。

一方、トランプ米大統領は紛争終結に向けた米国の提案に対するイランの最新の回答について「全く受け入れられない」との見解を示した。中東情勢の先行き不透明感が投資家心理の重しとなり、上値は限られる可能性がある。

個別材料では、今期の営業利益計画が市場予想から大きく下振れた任天堂株に注目が集まる。

東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 米国経済の堅調さと半導体主導の米株高を背景に日本株もプラスになるだろう。ただトランプ大統領発言により、上昇分の一部が失われる可能性がある
  • 広い物色による上昇シナリオは現状では起きにくく、引き続き半導体、AIなどハイテク中心の相場が継続するだろう
  • 米中首脳会談を控え、特にAI分野の取り決めや発言などが新たな材料として注目される

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