中国の2026年1-3月の婚姻件数は、同四半期として過去最低に落ち込んだ。結婚シーズンのピーク期でさえ、世帯形成の低迷が続いている実態を浮き彫りにしている。

中国民政省のデータによると、1-3月の婚姻届の提出件数は169万7000組で、前年同期比で約6.2%減少。200万組超だった新型コロナ禍時の水準も下回った。

同国が全国ベースで比較可能な四半期の婚姻データの公表を始めた2013年には、1-3月の件数は約428万組だった。

一方、直近の離婚届の提出件数は62万2000件とおおむね横ばいで、ここ数年との水準とほぼ変わらない。

こうした傾向を背景に、結婚に対する離婚の割合は過去最高に近い水準に達し、世界第2位の経済大国が直面する人口動態面での圧力を浮き彫りにしている。春節の時期に当たる1-3月は通常、年間の婚姻件数のほぼ3分の1を占める。それにもかかわらず伸びが鈍いことは、循環的要因ではなく構造的要因を示唆するものだ。

婚姻の低迷は、高齢化の進行と、それが住宅需要や個人消費、長期的な成長に及ぼす影響への懸念を一段と強めている。

原題:China’s First-Quarter Marriage Registrations Fall to Lowest Ever(抜粋)

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