米生命保険会社プルデンシャル・ファイナンシャルが5日に発表した1-3月(第1四半期)の利益は市場予想を上回った。日本法人による新規販売自粛が続く中で、アンディ・サリバン最高経営責任者(CEO)にとっては懸念を和らげる内容となった。

発表資料によると、1-3月の1株利益は前年同期比9.7%増の3.61ドル。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の3.09ドルを上回った。純投資収益は11%増の約50億ドル(約7800億円)だった。

昨年、CEOに就任したサリバン氏は、近年未達が続いていた財務目標の達成を目指していたが、就任から1年足らずで日本法人を巡る問題への対応を迫られた。

日本法人プルデンシャル生命保険は今年、同社社員らが顧客から31億4000万円に上る金額を不適切な手段で受け取っていた問題を受け、2月9日から保険商品の新規販売を90日間、自主的に停止すると発表。その後、販売自粛を180日間延長した。

これに伴い、同社は2027年までに1株利益を最大8%伸ばすとの目標を撤回した。販売停止により、26年には最大5億7500万ドル、2027年には最大4億5000万ドルの損失を見込んでいる。

販売自粛延長を受け、フィッチ・レーティングスは4日、プルデンシャルを格付けウオッチ「ネガティブ」に指定した。

プルデンシャルの株価は5日終値時点で年初来11%安となっている。

原題:Prudential Profit Rises Even as Firm Grapples With Japan Pause(抜粋)

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