(ブルームバーグ):米航空機大手ボーイングが発表した1-3月(第1四半期)決算は、納入機数が2019年以降で最多となったほか、キャッシュバーン(現金燃焼)は予想を下回った。生産拡大に加え、防衛・サービス部門の運営安定化を背景に回復が続いている。
同四半期のキャッシュバーンは14億5000万ドル(約2310億円)と、アナリスト予想の26億1000万ドルを下回った。商用機の納入は10%増の143機となり、売上高は14%増の約222億ドルとなった。
同社は主力の「737」シリーズの増産を進めており、財務の立て直しと債務削減に向けた重要な一歩となっている。同社は2026年には10億~30億ドルのフリーキャッシュフローを生み出す見通しを維持していると、22日に明らかにした。
ボーイング株は一時5%上昇した。年初来ではほぼ横ばい。
ケリー・オートバーグ最高経営責任者(CEO)は同社が製造したロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」によって今月打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の月周回探査プロジェクト「アルテミス2」などを強調。過去10年は度重なる危機に見舞われたが、生産と納入の拡大に向けて進展しており、収益性回復への鍵になっていると指摘した。

原題:Boeing Narrows Cash Burn in First Quarter as Deliveries Rise (1)(抜粋)
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