(ブルームバーグ):台湾の主要株価指数が14日に最高値を更新した。中東情勢の緊張は続いているが、イラン戦争開戦前に見られていた人工知能(AI)をテーマとする買いが戻ってきている。
台湾加権指数は午前の取引で一時2%上昇し、2月26日に記録した従来の取引時間中の最高値を上回った。主力銘柄である台湾積体電路製造(TSMC)は一時1.8%上昇した。
加権指数は年初から約24%上げており、MSCIアジア太平洋指数のパフォーマンス(約10%の上昇)を上回っている。
この日の上昇により、加権指数は2月末の開戦以降の下落分をすべて取り戻した。エネルギー価格高騰や供給網の混乱への懸念から、世界的にAI関連株が大きな打撃を受けていた。
中国の習近平国家主席と台湾野党・国民党の鄭麗文主席による会談を受け、中国は12日、台湾に対する「善意」を示すための政策措置を明らかにした。台湾の農水産物の販売簡素化や中国本土への投資の円滑化、台湾旅行の一部再開促進などが含まれている。
「イランを巡る合意への期待が高まるにつれ、市場の関心は再び利益成長とAIに戻るだろう」と、シンガポールの資産運用会社サイフで投資責任者を務めるリテシュ・ガネリワル氏は指摘。「台湾はAIサプライチェーンにおける支配的な地位から引き続き恩恵を受けるだろう」と述べた。
原題:Taiwanese Stocks Refresh Record High as AI Trade Stages Comeback(抜粋)
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