米エヌビディアは、同社がパソコン市場の構図を一変させるような大手企業の買収を模索しているとするニュースサイト「セミアキュレート」の報道を否定した。

同サイトは、エヌビディアが「大手企業」の買収に向け、1年余り交渉を続けていると報じていた。これを受け、13日の株式市場ではデル・テクノロジーズとHPの株価が上昇した。

エヌビディアの広報担当者はブルームバーグ・ニュースに対し、「報道は事実ではない。当社はパソコンメーカーの買収を巡る協議には関与していない」と語った。

デルとHPは世界有数のパソコンメーカー。調査会社ガートナーによると、第1四半期の世界市場シェアはHPが19%で、約27%のレノボ・グループに次ぐ2位。デルは約17%だった。

人工知能(AI)向け半導体最大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、経済全体でのAI活用を強く推進しており、前会計年度では顧客企業への戦略的投資やパートナーとの提携に700億ドル(約11兆1600億円)を投じた。

デルはエヌビディア製チップを搭載したAIサーバーも手掛けている。デルとHPからのコメントは得られていない。

原題:Nvidia Denies Acquisition Rumor That Sparked Dell, HP Rise (1)(抜粋)

--取材協力:Ian King、Brody Ford.

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.