シンガポールは、政府施設の電力消費を削減する措置を講じる。中東紛争の影響で世界のエネルギー供給が逼迫(ひっぱく)する中、国家のエネルギーレジリエンス(強靱性)を強化することが目的だとしている。

国家環境庁(NEA)は8日の声明で、即時の措置として、エアコンの設定温度を25度以上にするほか、空調や照明、エレベーターの稼働時間を管理し、使用していない機器はプラグを抜くなどして電源を切ることを挙げた。

他の国々も、エネルギーの安定供給確保と節電を図るための措置を講じている。韓国政府はイラン戦争の影響緩和のため、自動車利用制限の拡大を検討しており、フィリピンでは政府機関の勤務日数を短縮し、電力や燃料使用を10-20%削減するよう指示している。

シンガポールはすでに、今後数カ月で電気料金が値上がりする可能性を警告している。中東での石油・天然ガスの生産・輸送の広範な混乱により、燃料価格の高止まりが予想されることが背景にある。

原題:Singapore Government Offices Told to Rein in Air-Conditioning(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.