2025年の動き(日米共通)

議決権行使助言会社は、機関投資家などの顧客から対価を得て、顧客が株式を保有する上場会社(以下、対象企業)の株主総会議案への議決権行使に際し「賛成」または「反対」の推奨を行う。

実際にはInstitutional Shareholder Services Inc.(以下、ISS)とGlass Lewis & Co.(以下、GL)の両社による寡占状態にあるとされ、日本も例外ではない。

日米での動きは適宜詳述していくが、両国とも経済団体が規制を要望し、これを受けて行政が規制を検討するという構図は共通している。

ではなぜ経済団体は規制を望むのか。まずは次章にて、わが国における議決権行使助言会社を巡る課題について整理したい。