(ブルームバーグ):年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の経営委員長に就任した日本総合研究所シニアフェローの翁百合氏は6日に会見を行い、「今のところ現在の資産構成で長期的な目標利回りを達成できると考えている」との認識を示した。
2月末のイラン戦争勃発などを受け、国内外の金融市場は先行き不透明感が高まっている。今月1日付で就任した翁氏は「市場変動が大きい中でも順調な実績を積み上げている」とこれまでの運用成績を評価した。GPIFは運用目標利回りについて賃金上昇率を1.9%上回る水準と設定している。基本ポートフォリオについては「適時適切な検証を行っていく」とも語った。
経営委員会はガバナンス(統治)を強化する目的で2017年10月に設立され、国内外の株式や債券など運用資産の構成割合を定める基本ポートフォリオの策定や業務運営を監督する役割を担う。
翁氏は金融、経済、社会保障などさまざまな組織での経験を生かし、しっかりと議論を重ねると同時に執行部と密接な連携を図っていくことで、国民から一層信頼される組織にしていくなどと抱負を述べた。任期は5年。
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