(ブルームバーグ):米国のガソリン価格が平均で1ガロン=4ドルを上回り、2022年8月以来の高値を付けた。イラン戦争を受け、世界一の経済大国で消費者の負担が膨らんでいる。
米自動車協会(AAA)によれば、レギュラー無鉛ガソリンの小売価格(全米平均)は30日に4.018ドルに上昇した。開戦以降、1ドル余り値上がりしている。米国とイスラエルがイラン攻撃を開始する前日は2.98ドルだった。
イラン戦争は世界のエネルギー市場を揺るがしている。ホルムズ海峡の大半でタンカーが通航できず、原油と燃料の価格が急騰している。
ガソリン小売価格の上昇は、11月の中間選挙を控えたトランプ大統領のホワイトハウスにとって政治的リスクとなる。インフレ抑制と雇用維持の両立を図る連邦準備制度のかじ取りも難しくしており、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長らは対応を迫られている。
戦争勃発以降に世界各地でガソリン価格が上昇。日本では3月に過去最高を記録した。オーストラリアでは一部の給油所で燃料が枯渇するなど不足も発生。スリランカやタイでも価格が急上昇している。
原題:US Gasoline Price Rises Above $4 as War Sends Fuel Costs Surging(抜粋)
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