(ブルームバーグ):ニューヨーク時間27日の外国為替市場で、円は対ドルで160円台に下落した。原油価格の上昇を受けたインフレ進行や貿易収支が悪化する可能性に警戒感が高まっている。日本当局による介入リスクも高まった。
円は一時、ニューヨーク前日終値比0.3%安の160円30銭に下落した。160円台は2024年7月11日以来。政府・日本銀行は円が160円前後だった24年7月中旬に円買い・ドル売り介入を行っており、当局の対応に注目が集まる。

円安は輸入物価を押し上げ国内物価の上昇につながりやすく、高市政権の支持率に影響する可能性もある。一段の円安を食い止める上で、円買い介入と日銀の追加利上げの有無が鍵を握っている。
片山さつき財務相は27日、円相場が1ドル=160円に接近していたことに関し、「特に石油関係の事象に引きずられた投機的な動きも見られる」と警戒感を示した。
閣議後会見で、「断固とした措置も含めしっかり対応することに尽きる」と述べ、為替介入も辞さない構えを改めて示した。

(ドル・円チャートを追加して更新します)
--取材協力:松井玲.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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