イラン議会は、ホルムズ海峡を通過する船舶に対し、安全を提供する見返りとして通航料を課す法案の草案作成を進めている。準国営ファルス通信が伝えた。

この案は来週にも取りまとめられる見通しだと、ファルス通信は匿名の議員の話として報じた。「ホルムズ海峡におけるイランの主権、統制、監督が、正式に法律として認められる提案を進めている。徴収する通航料は、国の収入源にもなる」とこの議員は述べた。

中東での戦争開始から間もなく4週間となるが、ホルムズ海峡ではタンカーの航行はほぼ停止したままだ。世界の石油の5分の1が通過する要衝だが、通航できているのは、中国やイランに関連する船舶を中心にごく少数にとどまる。

ホルムズ海峡の混乱により、ペルシャ湾の原油生産は強制的な停止に追い込まれ、製油所も戦争で損害を受けた。その結果、原油価格は急騰し、国際指標の北海ブレント原油は今週、1バレル=114ドルを上回った。トランプ政権は、価格が200ドルに急騰した場合の経済への影響について検討している。

原題:Iran Drafts Law to Impose Tolls for Transiting Strait of Hormuz(抜粋)

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