イランは、自国に対する攻撃行為を支援せず、イランが定めた規則を順守する限り、外国船によるホルムズ海峡の通航を認めるとした。

イランは、国際海事機関(IMO)加盟国に24日に回覧された書簡でこうした見解を示し、「権限を有するイラン当局と連携すること」で、安全な通航の恩恵を受けられると付け加えた。IMOによると、書簡自体は22日付となっている。

事情に詳しい関係者によると、イランはホルムズ海峡を航行する一部の商業船舶に対し、通航料金の徴収を開始した。世界で最も重要な海上エネルギー輸送路を支配するイランの力が、改めて示された形だ。戦争により同海峡の通航はほぼ停止しているが、イラン沿岸に沿うルートを取ることで少数の船舶が通過しているとみられる。

イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師はホルムズ海峡の封鎖を続けるべきだとしているが、今回の書簡はさらに明確で踏み込んだ立場を示している。戦争が4週目に入る中、同海峡に対する主権を主張する姿勢を改めて示したものだ。

ホルムズ海峡が事実上閉鎖されていることで、主要コモディティーの価格が急騰している。同海峡は世界の石油・ガスの約5分の1に加え、食料や金属など膨大な物資が日々輸送される要衝だ。エネルギー輸入への依存度が高いアジアでは、数十億人がガス供給の混乱などに直面している。

原題:Iran Says Non-Hostile Ships Can Cross Hormuz on Its Terms(抜粋)

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