米航空宇宙局(NASA)のアイザックマン長官は、新たな月面基地の建設に必要な資金を確保できるとの見通しを示した。この計画には、今後7年間で200億ドル(約3兆1800億円)、今後10年間で300億ドルが必要とされる。

アイザックマン氏は24日、ブルームバーグTVのインタビューで、「われわれは、これを実現するためのリソースがある」と語り、「NASAには多くのリソースがある。それらを成果につながる方向へと振り向ける必要があるだけだ」と続けた。

同氏によれば、月面基地に必要な資金の一部は、NASAが月周回軌道への投入を目指して開発していた宇宙ステーション「ゲートウエー」から振り向ける。ゲートウエー計画は現在中止となっている。アイザックマン氏は24日にゲートウェー向けに製造された部品を月面で活用する計画を発表した。

同氏は「ゲートウェーには多くのリソースがある」と述べ、「われわれはそれを、皆が行きたいと考えている月面へと転用している。したがってNASAには予算上の問題はない」と説明した。

2026年分について、議会はNASAに約250億ドルの予算を承認した。ただトランプ政権の予算要求では、NASAへの配分は188億ドルにとどまり、科学関連予算を半減させる案が示されていた。議会は最終的に科学予算の大半を回復させた。

原題:NASA’s Isaacman Says Agency Confident It Has Funds for Moon Base

(抜粋)

--取材協力:Caroline Hyde.

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