(ブルームバーグ):世界的な消費財大手、ユニリーバは食品事業の分離を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。マヨネーズの「ヘルマンズ」など世界的なブランドを抱えるユニリーバは、広範な事業ポートフォリオのさらなる簡素化を模索する。
ロンドンに本社を置く英蘭系のユニリーバは、食品事業の大半を分離する可能性を含め、アドバイザーと選択肢を協議していると関係者は述べた。事業全体のスピンオフや、一部の主力ブランドを保持しつつ残りを分離する案などを巡り、初期段階で検討しているが、取引を進めるとしても2027年以降になる可能性があるという。
取引が実現すれば、ユニリーバの食品事業の評価額は数百億ドル規模になる可能性があると、関係者は情報が非公開であるため匿名を条件に語った。同社は最終的な決定を下しておらず、現行の事業構造を維持する、あるいは他の選択肢を検討する可能性もあるという。
関係者によると、ユニリーバの食品事業に買い手候補が打診してくる可能性もある。ユニリーバの担当者はコメントを控えた。
原題:Unilever Is Said to Consider Potential Separation of Food Assets(抜粋)
--取材協力:Michelle F Davis、Jillian Deutsch.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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