(ブルームバーグ):12日の欧州市場では国債が続落し、終値でドイツ10年債利回りは15年ぶりの高水準を付けた。原油高でインフレ懸念がいっそう強まった。
ドイツ10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.98%と、2011年以来の水準。週間では先週の22bpに続き、今週は11bp上昇した。
同2年債利回りは一時4bp上げて2.46%となったが、上げを縮小し2.44%で取引を終えた。
短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の年内利上げ幅は49bp。ほんの2週間前まで、市場では利下げの可能性が見込まれていた。
英2年債利回りは取引最終盤の時点で4bp上昇の4.13%。週間で先週は35bp、今週は26bp上昇した。
ポンドは一時0.9%安の1.3230ドルと、昨年12月3日以来の安値を付けた。2月末のイラン戦争開始以降、ポンドの下落率は約1.8%に上った。
株式は上下に振れる展開となったが、下落して取引を終了。原油価格が再び100ドルを超え、週末を前にトレーダーはリスク縮小に動いた。
ストックス欧州600指数は0.5%下落。週間で今年に入り初めての続落となった。業種別ではエネルギーと公益が1%余り上昇したが、鉱業や鉱業などエネルギー消費量の多い景気循環株は売られた。
3月13日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:European Stocks Fall as Iran War Sparks Back-to-Back Weekly Loss(抜粋)
Pound Extends Drop, Falls to Lowest Level Since Early December、German 10-Year Yield Hits 2011 Closing High: End-of-Day Curves(抜粋)
--取材協力:Julien Ponthus、Michael Msika.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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