(ブルームバーグ):3月第3週(16-19日)の債券市場では長期金利に引き続き上昇圧力がかかる見通しだ。中東情勢の緊迫化による原油高を受けたインフレ懸念や、20年国債入札に対する警戒感から売りが優勢になる。
◎三菱UFJアセットマネジメントの小口正之エグゼクティブ・ファンドマネジャー
- 長期金利は原油高と為替の円安進行を受けて上昇基調が続きそう
- 日本銀行の金融政策決定会合では植田和男総裁がインフレ圧力をどう判断して発信するかが注目される
- 20年債入札は海外勢がインフレ環境下で日本の超長期債を割安とみて積極的に買ってくるとは思えず、警戒感がある
- 新発10年債利回り予想レンジ2.20-2.35%
◎T&Dアセットマネジメント債券運用部の浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー
- 日銀決定会合は、円安が進んでいるため、植田総裁が会見で物価高への警戒感をにじませる可能性がある
- 米国の長期金利は今の水準が妥当とみている。米金利上昇による円金利への波及は限られそう
- 長期金利はここまで上がってきたので来週は横ばい気味だろう
- 新発10年債利回り予想レンジ2.15-2.31%
国債入札
日銀オペ
主な材料
- 18日:米連邦公開市場委員会(FOMC)最終日、政策金利発表、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見
- 18日:2月の米生産者物価指数(PPI)
- 19日:日銀金融政策決定会合の結果発表、植田総裁が記者会見
- 19日:日米首脳会談
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