イランは米国との和平合意の一環として、原油輸出の即時再開や3000億ドル(約48兆1350億円)規模の開発基金の活用、さらに凍結資産への将来的なアクセスなど、幅広い経済的恩恵を受ける見通しだ。最終に近い合意文書の草案をブルームバーグが確認した。

覚書の概要はここ数日出回っていたが、同文書はホルムズ海峡の封鎖解除と核兵器を開発しないと改めて確約する見返りとして、イランが受け取る経済支援の内容をこれまでで最も包括的に示している。

両国は19日にスイスで正式に合意文書に署名する予定で、その後60日間の協議を通じて戦争の恒久的な終結を目指すとともに、イランの核開発計画に対する新たな厳しい制限を導入する道筋を整える。事情に詳しい関係者の1人によると、詳細について実務レベルでの調整が続いており、文言が今後変更される可能性がある。

合意の条件では、米財務省は覚書の署名直後に、イラン産の原油や石油化学製品、および派生品の輸出に関する免除措置を発令する。米国は海上封鎖を解除し、両国はホルムズ海峡の通航量を30日以内に戦争前の水準に戻すため協力する。

原題:US-Iran Deal Set to Offer Iran Broad Financial Gains to End War(抜粋)

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