13日の日本市場では、原油高によるインフレ懸念が一段と強まることで円が対ドルで年初来安値を試す展開となりそうだ。債券と株式も下落が予想される。

イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師がホルムズ海峡の閉鎖継続を主張し、事実上封鎖されている同海峡の通過再開は見通せない情勢となっている。12日のニューヨーク原油先物は大幅続伸し、北海ブレント先物は終値で2022年8月以来の1バレル=100ドル超となった。

原油高の長期化観測や米国の指標堅調で外国為替市場ではドルが選好されやすく、ドル指数は海外時間に一時昨年11月以来の高水準を付けた。円は貿易収支の悪化を意識した売りも出やすく、きょうは1月14日に付けた対ドルでの年初来安値の159円45銭や節目の160円を意識しながら弱含む展開となりそうだ。

インフレ懸念で債券相場は続落する見込み。米国債相場は金融当局の利下げがさらに遠のいたとの受け止めから総じて下落した。原油高による景気懸念やプライベートクレジット(ノンバンク融資)を巡る不安が根強く、株式相場も続落しそうだ。

米国では来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、日本時間今夜に1月の個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。

(注:表中の終値は米国時間終値。円相場は対米ドル、前営業日比は円の対ドル変化率。米10年金利の前営業日比は変化幅(単位:%ポイント)。日経平均の前営業日比はシカゴ・マーカンタイル取引所清算値と大阪取引所清算値との比較。シカゴ取引所が休場の場合は大阪取引所の前日清算値と最終取引値の比較。金は1トロイオンス当たりのドル建て価格)

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