(ブルームバーグ):米アマゾン・ドット・コムは年次の大型セール「Prime Day(プライムデー)」の開催時期を、これまでの7月から6月へ前倒しする。事情に詳しい関係者が明らかにした。
電子商取引(EC)市場で大きな存在感を持つ同イベントのスケジュールが変更されることになる。開催時期は6月下旬となる見通しだという。未発表情報であることを理由に、関係者は匿名で述べた。アマゾンの広報担当者はコメントを差し控えた。
今回の変更は、アマゾン本体にとどまらず、値引き需要の高まりを背景に集客を図る多数の外部出品者にも影響を及ぼす。アマゾンはネット通販支出の約40%を占めるとされるだけに、プライムデーの開催時期は競合各社も注視している。
アマゾンは2015年、年会費を支払って配送割引や動画配信などの特典を利用するプライム会員の新規獲得を目的に、夏のセールを開始した。過去10年、同社はプライムデーの魅力維持に努めてきたが、競合セールの増加でその対応は容易ではなかった。
昨年はプライムデーの開催期間を従来の2日間から4日間に延長。買い物客が商品を閲覧する時間は増えた一方、購入を急ぐ動機は弱まった。
開催時期の変更は、アマゾンの財務報告にも影響を及ぼす。イベントによる売上高が7-9月(第3四半期)ではなく、4-6月(第2四半期)に計上されるためだ。
原題:Amazon Plans to Shift Annual Prime Day Sale to June From July(抜粋)
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