アメリカとの戦闘終結に向けた覚書の合意について、イランのアラグチ外相は12日、「数日以内に実現できる可能性がある」としたうえで、合意した場合には「遠隔で署名される」などと述べました。

イランのアラグチ外相は12日、国営テレビに出演しました。

アラグチ氏は、アメリカとの戦闘終結に向けた覚書について「合意はまだ最終決定されておらず、最高国家安全保障評議会が承認するかどうかを判断する」と指摘。

一方で、「数日以内に実現できる可能性がある」との見通しを示し、合意した場合には「遠隔で署名される」と明かしました。

アメリカのトランプ大統領は11日、ヨーロッパで署名式が行われるとしたほか、複数のアメリカメディアは、14日にもスイスのジュネーブで署名式が行われる可能性があると伝えていましたが、イラン政府関係者は12日、JNNの取材に対して「日曜日にジュネーブで署名式が行われるという情報は誤りだ」と指摘していました。

アラグチ氏によりますと、覚書は2ページほどのもので、2段階で構成されていますが、イランの核問題は議論せず、第2段階でのみ議論されるということです。

また、イランが事実上封鎖を続けるホルムズ海峡については「イランとオマーンの主権下にある」と強調。「ホルムズの未来は、過去のようなものにはならない」とし、今後は通航する船からサービス料を徴収するとしています。