米電子商取引(EC)大手イーベイは、ファッション専門のフリマアプリを運営するディポップを約12億ドル(約1860億円)で買収することに合意した。若年層の顧客を獲得し、競争が激化するEC市場での差別化を図る。

イーベイは、米エッツィから同事業を取得する。エッツィは2021年にディポップを16億ドルで買収していた。イーベイによる買収後もディポップは独立したブランドとして運営を続ける。

イーベイのジェイミー・イアンノーネ最高経営責任者(CEO)は18日のインタビューで、ディポップの購入者は約700万人に達し、その90%が34歳未満だと説明。今回の買収は年間総取引額(GMV)が約100億ドル規模に上る自社のファッション事業を「さらに強化する」と述べた。

同日発表した2025年10-12月(第4四半期)決算は、売上高が15%増の30億ドル、一時項目を除く1株利益が1.41ドルとなった。アナリスト予想平均はそれぞれ28億7000万ドル、1.35ドルだった。

イーベイ株は18日の通常取引で82.18ドルで終了した後、時間外取引で約7%上昇した。

26年1-3月(第1四半期)は、売上高が30億-30億5000万ドル、一時項目を除く1株利益が最大1.59ドルになると予想。ブルームバーグの集計データによると、市場予想は売上高で27億9000万ドル、1株利益で1.48ドルだった。

10-12月のイーベイ全体のGMVは前年同期比10%増の212億ドルと、予想平均の207億ドルを上回った。12月31日時点のアクティブバイヤー数は1億3500万人で、概ね予想に一致した。

ディポップの25年のGMVは約10億ドルで、出品者数は300万人超。買収手続きは4-6月(第2四半期)に完了する見通しだ。

原題:EBay Buys Fashion Marketplace Depop, Reports Robust Results (1)(抜粋)

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