日本の1月の輸出は5カ月連続で増加し、3年2カ月ぶりの高い伸びとなった。米国向けが自動車などの不振で減少した一方で、中国や欧州連合(EU)向けの半導体など電子部品が好調だった。

財務省の18日の発表によると、輸出は前年同月比16.8%増加した。2022年11月(20.0%増)以来の高い伸びで、市場予想の13.0%増を上回った。半導体等電子部品や非鉄金属の伸びが目立った。

地域別では、対中国は32.0%増と2カ月連続のプラス。半導体等電子部品やプラスチックなどが好調だった。対欧州連合(EU)は自動車を中心に伸び、29.6%増と6カ月連続プラス。米国向けは5.0%減と2カ月連続のマイナスで、自動車は9.9%減と振るわなかった。

財務省では、対米自動車輸出の減少に関して、1台当たりの平均価格が前年比で下がっている傾向が最近見られると説明している。輸出の先行きを巡っては、引き続き米国の関税措置に加え、中国の景気減速や対日輸出規制の影響が下押し圧力としてくすぶっている。

輸出から輸入(同2.5%減)を差し引いた1月の貿易収支は1兆1526億円の赤字と、3カ月ぶりにマイナスに転じた。

(詳細を追加して更新しました)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.