(ブルームバーグ):米著名投資家ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハサウェイは10-12月期(第4四半期)に、アマゾン・ドット・コム株の保有比率を75%以上引き下げた。一方で、ニューヨーク・タイムズ株を新たに取得した。
バフェット氏は数十年にわたり務めた最高経営責任者(CEO)を昨年12月で退任しており、これがCEOとしての最後の新規投資となった。
17日に提出された届け出によると、バークシャーは同四半期にニューヨーク・タイムズの株式510万株を取得した。年末時点の持ち分価値は3億5170万ドル(約539億円)だった。米時間外取引で、同社株は10%以上急騰した。
バークシャーは2019年に初めてアマゾン株を取得した。バフェット氏は当時、テクノロジー株を歴史的に敬遠してきたものの、アマゾン株をもっと早く買わなかったのは「愚かだった」と述べていた。現在の保有株数は約230万株となっている。
また同四半期に、バンク・オブ・アメリカとアップルの持ち分を引き続き減らし、それぞれ7.1%、1.5%とした。持ち分縮小は24年に開始した。
石油大手シェブロンと保険会社チャブへの出資比率は、それぞれ6.5%、8.7%に引き上げた。
バークシャーは24年5月、前年に水面下で積み上げていたチャブへの初期投資を公表した。昨年第4四半期にチャブ株は約11%上昇したが、同社がアメリカン・インターナショナル・グループに対し非公式な買収打診を行ったと業界紙が伝えていた。企業側は否定している。
バフェット氏は、ここ数四半期で買収や持ち分構築に動いている様子だ。オクシデンタル・ペトロリアムの石油化学事業を97億ドルで取得することで合意したほか、アルファベット株で56億ドル相当の持ち分を構築した。
原題:Buffett Cuts Amazon Stake, Makes Bet on New York Times (1)(抜粋)
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