(ブルームバーグ):米生命保険会社プルデンシャル・ファイナンシャルの株価が4日の取引で下落した。アンディ・サリバン最高経営責任者(CEO)が同日、日本国内で保険商品の新規販売を一時停止する措置に伴い、2026年通期利益が3億-3億5000万ドル(約470億円-550億円)程度押し下げられるとの見通しを示した。
25年10-12月(第4四半期)決算発表に関するアナリストとの電話会議でサリバン氏は、26年通期の税引き前調整後営業利益への影響は、25年通期利益の約5%に相当すると説明。9日から予定している販売停止期間が延長される可能性にも言及した。
「内部コンプライアンスおよび監視体制が整っていると確信できるまで、『ライフプランナー(営業社員)』を通じた販売は再開しない」と述べ、「停止期間が90日間を超える可能性もあり得る」との見解を示した。
同社の株価は4日のニューヨーク市場で一時、7.8%安の98.80ドルと急落。昨年4月以来最大の下落率を記録した。
プルデンシャル・ファイナンシャルの日本法人プルデンシャル生命保険は4日、同社社員らが顧客から31億4000万円に上る金額を不適切な手段で受け取っていた問題を受け、9日から保険商品の新規販売を90日間、自主的に停止すると発表した。
ヤネラ・フリアス最高財務責任者(CFO)は4日の電話会議で、想定される損失の内訳を説明した。販売停止期間中の事業運営コストとして1億5000万-1億8000万ドル、顧客への補償を含む一過性費用として約7000万ドルを見込むほか、販売再開後の営業体制立て直しに伴い8000万ドルの影響が出るとしている。
同社は昨年、25-27年の1株当たりコア調整後営業利益の伸び率目標を5-8%に設定していたが、目標レンジの下限にとどまる見通しだ。
フリアス氏は、影響が想定以上に拡大した場合、27年の目標を達成できない可能性もあるとしている。
原題:Prudential Slumps as Firm Tallies Earnings Hit From Japan (1)(抜粋)
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