(ブルームバーグ):米エヌビディアは「ChatGPT」を開発する米OpenAIの新たな資金調達ラウンドの一環として、同社に200億ドル(約3兆1200億円)を投資する取引に近づいている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、エヌビディアによるOpenAIへの単一の投資額としては最大となる。
情報が公になっていないとして匿名を条件に話した関係者によると、エヌビディアの出資は近いという。取引は最終的なものではなく、条件が変更される可能性もある。
OpenAIとエヌビディアはいずれもコメントを控えた。
OpenAIは新たなラウンドで最大1000億ドルの資金調達を目指しており、その多くはテクノロジー大手からの出資となる見通しだと、ブルームバーグ・ニュースは報じていた。アマゾン・ドット・コムは最大500億ドルの投資について交渉し、ソフトバンクグループも同300億ドルの出資を巡り協議している。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、エヌビディアが最大200億ドルを投資する可能性があると伝えていた。
エヌビディアとOpenAIは人工知能(AI)ブームの中核を担ってきたが、両社の関係はここ数日、新たな注目を集めている。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は先月30日、エヌビディアが昨年9月に発表していたOpenAIへの最大1000億ドル投資計画について、社内の一部で懸念が示された後、協議が停滞していると報じた。
その後、両社の最高経営責任者(CEO)が引き続き協力にコミットする考えを公に示している。エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは先月31日、台湾滞在中に記者団に対し、「非常に良い投資であり、次の資金調達ラウンドには必ず参加する」と表明。「当社にとって過去最大の投資」になる可能性があると付け加えていた。
原題:Nvidia Nears Deal to Invest $20 Billion in OpenAI Round(抜粋)
--取材協力:Ian King.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.