(ブルームバーグ):トランプ米大統領のメラニア夫人を題材にしたドキュメンタリー映画「メラニア」の北米興行収入が、公開後初の週末で700万ドル(約10億8500万円)に達した。調査会社コムスコアがまとめた。トランプ氏の2期目就任式までの日々に焦点を当てた同作は、当初予想を上回る滑り出しとなった。
米アマゾン・ドット・コムのMGMスタジオが配給を担った同作を巡り、調査会社ボックスオフィス・プロは公開後初の週末の興行収入を100万-200万ドル、別の予測会社NRGは約500万ドルと見込んでいた。
同作はトランプ氏の2期目就任式までの20日間に密着した内容で、米国とカナダの1778館で公開された。米映画批評サイト「ロッテントマト」では、批評家の支持率が11%と低迷する一方、一般視聴者は99%と、評価が真っ二つに割れている。
アマゾンによる配給権取得額は4000万ドルに上り、さらに3500万ドルの広告宣伝費を投じた。米娯楽情報誌ハリウッド・リポーターは「史上最も制作費のかかったドキュメンタリー」と評しており、その巨額投資が昨年から注目を集めていた。
アマゾンとホワイトハウスは1月29日に首都ワシントンのケネディ・センターでプレミア上映を開催した。同施設の理事会は昨年12月、名称にトランプ氏の名を加える決議を実施している。メラニア氏はニューヨーク証券取引所で取引開始を知らせる「オープニングベル」も鳴らした。
監督は「ラッシュアワー」や「レッドドラゴン」などで知られるブレット・ラトナー氏。2017年に複数の女性から性的暴行の告発を受けて以降、本作が初の監督作品となる。同氏は疑惑を否定している。
原題:Amazon’s ‘Melania’ Documentary Opens to $7 Million in Theaters(抜粋)
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