アメリカが核開発問題をめぐり、イランへの軍事的圧力を強める中、アメリカ軍は中東地域で展開中の原子力空母に接近したイランのドローンを撃墜しました。

ホワイトハウスのレビット報道官は3日、FOXニュースの番組で中東地域に派遣されているアメリカ軍の原子力空母「エイブラハム・リンカーン」に接近したイランのドローンを撃墜したと明らかにしました。

「兵士と装備を守るために適切かつ、必要な行動をとった」との報告を国防総省から受けたとしたうえで、核開発問題などをめぐり、今週6日に予定されているアメリカとイランの高官協議は「予定通りに行われる」としています。

アメリカ トランプ大統領
「彼らは再び(アメリカの攻撃を受ける)同様の事態が起こることは望んでいないと思う。彼らは交渉を望んでいる。我々はいま、まさに交渉中だ」

トランプ大統領はイラン側は軍事衝突を望んでいないとの考えを示したうえで、核開発問題などの「交渉が続けられている」と話しました。ただ、6日に予定される高官協議については詳細を明らかにしませんでした。

一方、イランのタスニム通信は情報筋の話として、「ドローンは国際水域の上空で偵察などの合法的な通常任務を遂行していたが、その後、通信が途絶えた」などと伝えています。