インド政府が次年度(2026年4月-27年3月)に、インド準備銀行(中央銀行)および国有金融機関から受け取る配当は3兆1600億ルピー(約5兆3200億円)と、過去最高に達する見通しだ。議会に1日提出された予算資料で明らかになった。

次年度の配当は今年度の修正予算案(3兆500億ルピー)から約3.6%の増加となる。

昨年度はインド中銀だけで2兆6900億ルピーを政府に送金した。次年度の予測は、ブルームバーグが集計したエコノミスト予測(3兆2000億ルピー)並み。配当の大部分が中銀からのものと見込まれる。

 

これらの資金は財政赤字を国内総生産(GDP)比4.3%以内に抑えつつ、政府支出ニーズを満たす上で極めて重要だ。シタラマン財務相も予算演説でこの点に言及した。

中銀は、投資収益やドルを含む外貨準備の評価変動などから生じた剰余金をもとに、政府へ毎年、配当を行っている。

中銀は、2025年に5%近く下落したルピーの下支えに向けたドル売りで利益を得てきた。また、米国債など他国の国債・預金への投資でも収益を稼いでいる。

原題:India Expects Another Record Dividend Payout From Central Bank(抜粋)

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