レーザーテック株が2日、一時前営業日比10%安の3万2750円を付け、2025年4月以来の日中下落率となった。市場では半導体検査装置を手がける同社の受注拡大に期待が高まっていたが、1月30日の業績発表を受けて物足りないとの見方が広がった。

今期(2026年6月期)の営業利益計画を従来予想850億円から1000億円に引き上げると、レーザーテックは30日に発表。市場予想1003億円をやや下回る水準だった。一部製品の売上検収の前倒しと為替変動の影響が主因。売上高計画は同2000億円から市場予想(2159億円)をやや上回る2200億円とした。

同社の決算発表前に、オランダの半導体製造装置メーカーが四半期決算で、受注額が過去最高に達したと発表していた。これを受けレーザーテックの受注に期待が集まっていた。

SMBC日興証券アナリストの花屋武氏は30日付のメモで、通期受注見通しは、短期的に市場全体の期待値の高まり、半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングの足元の強い受注を確認した後だけに物足りないと指摘した。

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