尾崎官房副長官は2日、地球深部探査船「ちきゅう」が南鳥島沖の深海底からレアアースを含んだ泥の回収に成功したと明らかにしました。

尾崎官房副長官
「地球深部探査船『ちきゅう』がレアアース泥の回収に成功したということは承知をいたしております。約6000メートルもの深海より泥を引き上げることに成功したということ、これはもう大変嬉しいことだと、そういうふうに思っております」

地球深部探査船「ちきゅう」による試掘は、日本の最東端・南鳥島のEEZ=排他的経済水域でおこなわれ、およそ6000メートルの深海からレアアース泥の引き上げに成功したということです。

レアアースの採掘量は中国が世界のおよそ7割を占めていて、中国がレアアースの輸出規制の強化を外交カードとして利用する姿勢を強める中、尾崎副長官は“レアアース泥の採鉱から分離、精製まで一連のプロセスの実証と経済性の検証が必要だ”とした上で、今回の試掘の成功について「研究開発段階として、深海から揚泥する取り組みが成功したことは、経済安全保障や総合的な海洋開発の観点等からも意義のある成果だ」との認識を示しています。